<span itemprop="headline">国芳展</span>

4月28日、大阪市美術館で開催中の国芳展に行ってきました。

平日にもかかわらず、年配の方たちを中心に結構人は多かったです。

国芳は、現代に置き換えると、江戸で人気のデザイナー、イラストレーター。

活躍した江戸の町人文化の豊かさは、現在の日本の漫画やアニメに通じていますね。

この展覧会は作品が多いため、前期と後期で展示が入れ替わるのでまた後半も楽しめます。

天王寺公園にあるこの美術館は実に久しぶりです。

古い公園の中に、動物園や美術館のある景色はどこか上野公園に似ています。

2階にある喫茶店の窓から見る景色は、通天閣が出来た頃のこの公園で

前の博覧会が開催された遙か遠い昔の面影が残っていますが、正面玄関の向こうには

高速道路が街を寸断し、芝居屋敷や串カツのあるジャンジャン横町のこてこての街との

コントラストが大阪ミッドサウスの独特の風景になっています。