2011-02-10 <span itemprop="headline">シュルレアリスム展</span> toshの日記 国立新美術館で開催中のシュールレアリスム展、絵画だけでなく、「アンダルシアの犬」などの映画も2本見たので結構時間かけてしまいました。ダリとかマグリットをまず思い浮かべますが、最初にアンドレ・ブルトンがシュルレアリスム宣言をしてから彼の死でそれが終結するまでを、多くの作品と資料で体系だてて展示していました。「シュルレアリスム:心の純粋な自動現象であり、それにもとづいて口述、記述、その他のあらゆる方法を用いつつ、思考の実際上の動きを表現しようとくわだてる。理性によって行使されるどんな統制もなく、美学上ないし道徳上のどんな気づかいからも離れた思考の書きとり。」(Aブルトン『シュルレアリスム宣言』)改めてそうだったのかです。自由な解放からの表現というか、心のうつし絵というか。見終わってから、館内の喧騒を離れ、人の少ないオープンデッキの椅子に座り冬枯れの景色の斜陽を浴びながらボーと軽い疲労感を感じるのも心地良かったです。さて、これから大阪に戻るぞっ!