野営車でいこう(VWT4版)

旧野営車エクスプローラ 2009〜2016年の記録

キャンカーで行く京都・裏技篇(2)


土日は一日中デスクワークだったので、今日の月曜は
平日の京都で最後の紅葉を、と思っていました。
ミニじゃなく、キャンカーで行くことを考えた時にはあのコース、
亀岡~嵐山トロッコ列車コースにしよう、と急遽決定。





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で、大阪から箕面有料トンネルで一気にワープして1時間、
亀岡にあるトロッコ亀岡駅に到着。駅前駐車場は1日500円。
線路の向こうにある保津川は河原にも降りれそうだし、
その近くで停めてる車があるのでひょっとしたら車中泊キャンプもできそう?
のどかな風景の中にぽつんと駅があって、紅葉の山も迫ってる。



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駅に行くと、後10分ほどで出る列車は満席、仕方ないので1時間後を予約。
うまい具合に立席でなく、普通の席が取れました。ラッキー!
平日の月曜でもこれです。桜と紅葉シーズンの土日は近づけません(汗)
ここから保津川下りだと2時間、トロッコ列車なら20分で嵐山です。
それでも、完全にランチタイムは過ぎることになるので
1時間キャンカーの中で時間つぶし、小腹も空いたのでお茶でもしよう。
残念ながら、常備カップ麺はこの前、賞味期限切れ処分をしたところです。


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プーアール茶は真っ黒な割には全然苦くないし身体にいいのです。
ローズマリーとオリーブオイルのクラッカー。



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ロッコと言っても、屋根のないのは最初の1両だけ。
眼下の保津川下りは2時間もかかるし、もうそろそろ寒くなる。


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嵐山の駅に到着。嵐山から嵯峨野にかけてはもう何度か来てるし、
1時間のロスもあったので、今日は近くの常寂光寺の紅葉だけ見ることにしよう。
◯△×□~…ここでも中国語が飛び交ってます。


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常寂光寺の裏庭にある池は、すでに落葉で水面が見えないくらいです。
もうそろそろ紅葉の終わる季節の、この赤と苔の緑の対比がいつ見てもきれいです。


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曇って寒くなってきたし、雨も振りそうな気配なので嵯峨野の竹林も、
洛柿庵も、嵐山の目抜き通りも、急いで駆け抜けて、嵯峨野駅から亀岡駅に戻ります。
途中、嵐山にあるBruce 2ndというウール製の人型ペンケースの店、
これは結構おみやげにいいです。ペンケースとストラップがセットにできます。
駅に着くと、やはり帰りの亀岡行きトロッコ列車は3時間先までずっと満席、でも
移動だけなら隣にあるJRだと本数も多いし大丈夫です。ただし、下りる駅は
JRの場合は亀岡駅でなく一つ手前の馬堀駅です。駐車場までは徒歩ですぐです。



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駅に着くと、お~寒そう。余裕があれば、すぐ近くの京都の奥座敷湯の花温泉
お湯に暖まって、美味しい物食べて、そうそうジョン・レノンが昔訪れたという
亀峰菴もあるし、そこまで余裕がなくても、立派な道の駅ガレリアかめおかに
立ち寄るという手もありますが、今日はやり残している仕事もたくさんあるので
一気に帰ることにします。あ、ランチですか?今回は何か、ぜんざいや、うどんなど
ちょこちょこ立ち寄っておしまいでした(笑)
でも山里から5.6kmの箕面トンネルを出ると、自宅にほど近いショッピングモールに
突如舞い戻れるこのショートカットコースにはいつも(笑)です~

(MEMO)気ままな旅でない場合はトロッコ列車JTBなどでの事前予約がおすすめ。
キャンカーを亀岡に駐車して移動手段だけとして考えるなら、JR山陰線京都~馬堀間には
嵐山だけでなく、太秦映画村や二条城の駅もあります。トロッコ列車は偶数席の方が渓谷が
比較的よく見え、京都側先端車両が窓のないオープンタイプです(多分5号車)