野営車でいこう(VWT4版)

旧野営車エクスプローラ 2009〜2016年の記録

油断禁物!ロンドンの地下鉄


LondonEye.jpg 



この前、これからロンドンに行く方のコメントもあったので、
お役立ち情報も若干書いてみようと思います。
写真はテムズ川の大観覧車「ロンドンアイ」、それぞれのユニットが回転し
頂上ではご覧のとおり。見事なほど振動、揺れがありません。

ロンドンの道路はローマ時代から変わってないと言われるくらいで
慢性的なひどい渋滞です。なので、地下鉄(tube)などの電車を利用することになります。
特に帰りの空港ではいくらタクシーの運転手さんが安くするよと言っても
その誘惑に乗るのは危険かもしれないです、間に合う保障はないし、
パディントン駅始発の「ヒースロー・エクスプレス」なら確実に15分です。
また、地下鉄なら京急/浅草線のような感じで、例えばピカデリーサーカスからだと
50分くらい、各所用時間は乗換案内のようにホームページのJourney Plannerで確認できます。


tube.jpg 



ところが、その地下鉄も街も、2年後のオリンピックのためにあちこちが工事中。
その影響で地下鉄の環状線であるサークル・ラインがしばらくの間土日運休でした。
これは情けないくらいに不便です、山手線が土日に動いてないようなものですから。
1本で行ける場所が、別の線などを乗り継いで行かなければいけません。
さらに、その他にも臨時の運休区間にも遭遇してしまいました。
駅で全員が下車して誰もいなくなったので、ホームにあった手書きの注意書きを読むと
この区間運休に付き、この番号のバスを利用してください、と書いてます(汗)
これで、予約していたレストラン諦めたことがあります。
主要な駅では次に来る電車の表示もあったりしますが、全くない駅もあり
貼られているポスターの注意書きやサイトなどによく目を通しておいたほうが懸命です。
全く自己責任が徹底している国、日本のような過保護な状態の正反対です。
(※帰国して気が付きましたが、ホームページにはその日の運行予定の一覧があり
現地土曜で調べると13路線のうちまともに動いているのは5路線だけでした)

そんな訳で、バスに乗るハメにもなりましたが、2階席は視界も広いので
ちょっとした観光になりました。この時にiPhoneのマップで現在地がよくわかり
安心でした。市内は渋滞していても、バスレーンは別になっているので比較的早いです。
タクシーもさすがにかなり抜け道はしますが、近距離だけに使うほうが懸命。
でもとにかく、地下鉄を制覇することです。そのためにはSuicaのような
オイスターカードがとてもお得です。これで料金が半額以下になるのと、最後に
チャージした分が残っても窓口でデポジットと共に全額返金してくれます。
ただし、この国では精算するという考え方がないので、
気をつけて早めのチャージをするか、乗り放題のトラベルカードにするかです。
チャージ分は自動販売機にカードを当てるだけで確認できます。

それと、地下鉄でのスリですが、実は危険なことがありました。
かみさんと電車に乗るとすぐに二人の背の高い男が私たちの間に割り込んできました。
黒縁メガネの黒いロングコートの若いビジネスマン風。向きを色々と変え
私たちをどんどん引き離そうとしました。かみさんはすぐに察知してバッグをぐっと
引き寄せ警戒して、そのうち諦めて二つ目くらいの駅で彼らは降りました。
大阪のおばちゃんにはロンドンのスリも太刀打ちできなかったということを
証明しましたが(笑)、確かに動きがへんでした。気をつけてくださいね!

さて今日はここまで。また、コッツウォルズのこと、朝食のこと、今回の目的のライブのこと、
そして、キャラバニングのこと等々思いつくままに書いていきます。