丹波焼の立杭に兵庫陶芸美術館がある。たまに寄ると、結構頑張ってるし、刺激的な作品に出会える。以前も、人間国宝 松井康成の展覧会の作品に圧倒されたことがある。実は今回、その近くにある、泉質、湯量とも良好な今田温泉に、新しい車の慣らし運転も兼ねて出掛け、その帰りに立ち寄りました。
今月28日まで開催の特別展「FROM IZUSHI 出石の磁器、純白から広がる無限の世界」。出石そばで有名な兵庫県の北部にある此所は磁器でも独自の発展を遂げていた。展覧会は白磁で有名になった過去の軌跡と、1994年から始めた「出石磁器トリエンナーレ」で受賞した力作とで構成されている。そして、世界中から集まった作品のレベルの高さと、その斬新な表現法は、最早、磁器という概念を超えているように思った。作品によっては、磁器である必要があるのか、という疑問さえ感じる。その裏切りは、まさに磁器の表現力の可能性の限界を超えて挑戦的…と、力説してもここに作品を載せられないのが残念。サイトには少し出てます。
温泉の近くで立ち寄った田園風景にある蕎麦屋「蕎麦切 ゆる里」は十割そばの小さな店。鴨南蛮は肉は薄かったものの味は良かったです。三田西インターチェンジから近いこの温泉とそばと美術館のコースは目も舌も体も癒せました。
兵庫陶芸美術館
079-597-3961
兵庫県篠山市今田町上立杭４
こんだ薬師温泉「ぬくもりの郷」
079-590-3377
兵庫県篠山市今田町今田新田21番地10
蕎麦切 ゆる里
079-597-3723
兵庫県篠山市今田町今田3-16
11:00～20:00
定休日：毎水曜日、第二火曜日
