最近、ピザと蕎麦が多い、と思いつつ、今日は以前から気になっていた北摂のナポリピッツァの店。
前にも書いた赤穂の「さくらぐみ」は日本で最初のナポリピッツァ協会認定店。その後何年か経て日本に３２店舗が認定され、最後の認定店が大阪池田にある「ピッツェリア パンチャ・ピエーナ」。定年後、所用で月に一度、池田に来ることがあって、いつも停める駐車場から徒歩でワンブロックのところにこの店を偶然発見していた。今日はたまたまお昼時だったので行ってみたが、かなり混んでいたが予約なしに少しだけ待って座れた。
最初に行くピザの店ではとりあえずマルゲリータを頼む。基本で味を確かめるのもあるけれど、やはり旨味成分であるグルタミン酸やアスパラギン酸を含むトマトやチーズだけをもちもちのナポリピッツアの生地にのせて高温の薪釜で一気に焼くマルゲリータはシンプルな究極の味の黄金比と言える。元々、アラブ圏のピタがナポリに伝わりピッツァが生まれたことを考えると、なるほどローマピザに比べるとパンのようなふっくらしたミミがうまいのだ。ということはフォカッチャはピタパンそのもの。
前置きが長くなったが、果たしてこの店のナポリピッツァは？ 運ばれたピッツァは見た目も、実際も、かなりジューシー。トマトソースがフレッシュで煮詰めてないからのように思う。まわりのかりっと焼き上げた生地とのコントラストが絶妙であるが少し食べにくい。ナイフとフォークで切りながら最初に真ん中当たりを、後からまわりパン生地を手に取り、皿にこぼれたトマトソースを拭き取るようにいただいた。ピッツァは30種類、他にもパスタ、メイン料理もある。さて、好みとしてはですが、先日（1/17）京都のピッツァリア ナポリターナ・ダ・ユキのマルゲリータの方が好きかも。
Pizzeria Pancia Piena
（ピッツェリア パンチャ ピエーナ）
072-754-5564
大阪府池田市栄本町1-1
11:30～14:30
月曜定休
