定年退職の挨拶スピーチが関西支社の局会であったので、クルマで出かけた。もう社員でないから、堂々と会社のパーキングに駐車。子会社に在籍している同期のM君とお茶した後、午後からの所用のため、急いでさぬきうどんの「四国屋」に寄った。よく行ったこの店の人気メニューはカレーうどん定食。やはり久しぶりに行くと、とりあえずはそれ！この店の定食には、ご飯、生卵、海苔、漬け物がセットになっていて、永い間に培われた自分の作法がある。セットが運ばれてきたら、まず生卵を割り、黄身を熱いご飯に、白身は熱いカレーうどんの底に潜り込ませる。次ぎに味付海苔を袋のまま揉む。少し黄身で固まったご飯の上に醤油をたらした後、その揉み海苔をぱらり。いい感じに出来上がった卵掛けご飯をいただいている間にカレーうどんが適温になる。紙エプロンをしてうどんを掻き込む。底の白身がいい感じで半熟状態になっている…という具合。どうです、そそるでしょう？（笑）この店のうどんはコシもあるし、量もあるので、さすがに昔のように全部は食べられなかった。「四国屋」は西梅田と駅前第２ビル地下の二店舗。隣の駅前第３ビル地下には大阪の讃岐うどんブームの先駆者としての超有名店、生醤油うどんの「はがくれ」がある。
あ、思い出したけど、カレーうどんの法則のひとつに、「カレーにはちょっと甘くて酸っぱい味との相性が良い」という事実。らっきょがそうでしょう？それと、カレーうどん＆ばら寿司。これはラーメン＆焼飯に匹敵する黄金コンビ。東大阪の「大阪うどん」が懐かしい…心斎橋に「明日香」とう名前で残ってます。でも今やこの組み合わせは多分隠れメニューです。
