アールグレイは大学生の頃から仲間の間ではポピュラーだったし、あの独特のフレーバーが好きだった。それからすっかり日常的になったアロマセラピーでは、ポピュラーで人気のあるベルガモットはかみさんも好きだし、自分でも名前は知らなかったけれど以前から好きなの香りだった。元々日本には昔から香道という優雅な遊びがあったし、京都にはお香の老舗もあるしその土壌は日本人の中に本来あった。で、最近わかったのは、自分の好きだったアールグレイとベルガモットとどちらも柑橘系のフレーバーだということ。大学の頃だから70年代と現在が繋がった感があった…と、思っていたら、さらにそれはちょっと違っていたようで、アールグレイに使うのはベルガモットオレンジという柑橘系だけれど、ベルガモット自体はシソ科だそうで、確かにベルガモットオレンジと匂いは似ているけれど別もの。でも、とにかくいい香りは気持ちいいし、豊かな気分になるちょっとした贅沢です。
