野営車でいこう(VWT4版)

旧野営車エクスプローラ 2009〜2016年の記録

<span itemprop="headline">草津の強酸性泉</span>



今年の夏休みは草津温泉由布院別府温泉の二大温泉制覇の予定。第一弾は東京から草津日帰り。上野7:20発の電車とバスを乗り継ぐと10時過ぎに草津に着く。初体験の草津は、関西人からすると、50度の硫黄泉、95度の酸性泉などの豊富な源泉は強烈なインパクトがあった。湯の花を作るための有名な湯畑、高温の湯を冷ますための「湯もみ」など草津ならではの独特の風物に触れながら町のあちこちにある公衆無料温泉をはしご、足の先が痺れるほどの熱さに耐える。果たして体にいいのか悪いのか。町の西にある「西の河原温泉」の超酸性泉の広大な大露天風呂(写真)は確かにかなり酸っぱかったし、東にある「大滝の湯」は酸性泉と硫黄泉とのミックスが楽しめ、ここで初めて湯上がりにくつろげる座敷があった。


街にはそばやうどんの店がやたら多く、一番人気は蕎麦屋の「柏香亭」。まいたけ天ぷらで日本酒をきゅっと呑ってからざるそば。酒飲みには車じゃない旅の方がいい。そして、帰りは高速バスの方が遅くまであり、新宿まで4時間、最終は5時。箱根に比べると都心からの日帰りは少しハードであったものの、泉質の良さはさすがにピカイチでした。ただちょっと気になったのは、土産屋で売っている湯の花が静岡産と言っていたので成分が弱くなってきているのかという疑惑。もうひとつ残念だったのは、無料温泉のはしごで腕時計をなくしてしまったこと。由布院では気をつけよう。