野営車でいこう(VWT4版)

旧野営車エクスプローラ 2009〜2016年の記録

<span itemprop="headline">ブライアン・ウィルソンの光と陰</span>


ブライアン・ウィルソンを知ってる人はどれくらいいるんでしょうかわかりませんが、コアな団塊世代ファンは多い。今日も彼の3時間にも及ぶドキュメント映画を観るために、若者の街大阪アメ村にオヤジ達は集結しました(笑)

「スマイル」というロック史上最大の幻のアルバムがなんと37年ぶりに正式リリースされたのはもう10年も前。それは一人のクリエイターのレジェンドとなっているし、ビーチボーイズという60年代のカリフォルニアの太陽のようなバンドを率いた天才ブライアン・ウィルソンの光と影の歴史そのものなのです。その60年代の濃密な7年間を検証したドキュメント映画は、3時間の上映時間のほとんどが当時の関係者のインタビューというかなりディープな内容でした。

来月4月に東京で公開されますが、多分業界の人たちが多いのじゃないでしょうか。それほどブライアンの仕事の影響力は大きく、またクリエイティブであり、神憑っていました。この映画では、ビートルズという巨大な存在との5年間の闘いも痛いようにわかるし、あの時なにが起こっていたのかが今まで様々なメディアで語られた以上に直接伝わってきました。当時の彼の周辺の生の声を知ることは、同じ時代を過ごした一人のポップスファンとしても、過酷なブライアン・ウィルソンの生き様を多少なりとも知ってる一人のファンとしても、深く心に響くものでした。

もし興味があれば、あの巨匠バーンスタインも絶賛したという大好きな悲しいほど美しすぎる「Surf's Up」(←クリック)聞いてみてください。 最新のフェイスブックブライアン・ウィルソンの発信によると、また新しい挑戦が始まっているようです。楽しみです!