野営車でいこう(VWT4版)

旧野営車エクスプローラ 2009〜2016年の記録

<span itemprop="headline">母へのサンタキャラバン</span>


昨日から岡山へ一泊ソロキャラバンでした。年末の用事が片付いたので、渋滞する年末年始を避けて一足早く介護付き施設にいる母への訪問と墓参りをすることにした。午後から家を出て到着したのは夕方。母はマンションと老人ホームの中間的なこの施設がとても気に入り、入退院を繰り返していた以前に比べるとすっかり元気になり、弟家族も近くにいるので最近は帰省する回数もずいぶんと減った。数ヶ月ぶりに土産を持ったサンタが到着すると、ちょっと嬉しさのあまり興奮気味、話が止まらなくなったので、疲れないよう夕食前に引き上げ、また翌日訪問することにした。




いつも利用している駐車場に行くと、ゲート式のタイムズから、ロック式の(三井の)リパークに変わっていた。丁度端っこの迷惑にならない位置に駐車して早速夕食に出かけた。今日は祝日なので、いつもの赤ちょうちんはお休み。運転している途中にビルのネオンを偶然見つけた店に行ってみた。その店は、東京で以前2回ほど行ったことがある店の本店。「卜傳」という韓国料理店。東京は新橋の高架下にある暗めの一見高級そうな店だけれど、本店は比較的カジュアルな雰囲気だった。70年代の創業で、岡山で韓国料理、なぜ?と疑問は残る。ちょっと味が濃いめだったので、3品ほどで酒を飲み店を出て、駐車場の近くのピザ屋でピザを買って帰った。よく見ると、「真のナポリピッツァ協会」認定店の看板が掲げてあった。世界411号店。赤穂の「さくらぐみ」から始まった日本の認定店も今ではかなり全国に増えたけれど、こんな近くにもあったとは。









翌日、車椅子の母を車に乗せて弁当でも買って実家の近くの河川敷で気持ちのいい景色を見ながらダイネットでランチはどうかと思って行くと、同施設内の母の友達と一緒にキャンピングカーに乗りたいと言う。その友達の息子さんは自動車メーカーに勤めていてキャンピングカーを買いたい夢を持ちながら50代の若さでお亡くなりになったそうだ。あまり遠くへは行けないから近くでは思い当たる場所がなかったので、以前行ったことのある温泉の駐車場に行くことにした。田園風景の中の広い駐車場は気持ちよさそうだ。早速ダイネットの席にシートベルトをセッティングして二人を乗せて走った。高速とバイパスを繋ぐ広い道路は所々が立体交差になっていて、かなりの高さの高架からは周囲が一望でき、そんな景色を見ながら二人の会話も弾んでいた。15分ほどで到着。キャンピングカーの車内の気分に浸れば、温泉の駐車場であろうが、どこでも楽しい。ガスで湯を沸かししばしティータイムを楽しむ。短い時間だったが、息子さんが叶えられなかったキャンカー体験をとても喜んでいただき、母も嬉しそうだった。





施設のランチタイムに間に合うようにふたりを送って別れた後、実家の近くにあるA-COOPでランチにした。この農協系スーパーにはお惣菜バイキングがある。いろんなお惣菜を好きなだけトレイに入れて重量で精算できるというシステム。こんなのが家の近くにあるといいのだけれど、といつも来る度に重宝している。トレイを満杯にして車内でランチ。糖質の白米はなしだが、ぎっしり二人分くらいの量(笑)









ランチの後、墓参りに行ってきた。山道は狭くキャンカーはムリなので、別のコースでなんとか行くことができる。キャンカーで行くのは二度目だ。途中で父が好きだった焼酎のワンカップを買って行き、母が車に置いていったみかんも一緒にお供えした。すでに誰かが日本酒とビールもお供えしていたので、これで正月まで楽しんでもらえるだろうか…
山を降り足早に帰路につく。墓地からブルーラインまでは比較的近い。この片側1車線の無料高速道路は山間部の途中に海が見え気持ちのいいコース。2つの道の駅がある。連休明けのクリスマスイブ、サンタキャラバンは渋滞もなく順調にノンストップで走り抜けた