久しぶりに町田編集長のブログを訪問すると、あのRVパークたまがわ(山口県萩市)の詳細な記事をアップされていた。海岸にも温泉にも徒歩で行ける理想的な環境のことや、いろいろな方の感想なども写真付きで詳しくレポしてあり、やはりさすがにプロの仕事。いつものように楽しませていただいた。
その記事中、地元や日本RV協会の方との会話で、このRVパークを点ではなく線としてプロモーションするために、「国道191」を、「ルート66」のようなブランドにしていくのはどうだろうという地元の方のアイデアのことが書いてあり、興味深く読ませていただいた。世界的に有名な「ルート66」と比較するのは多少強引ではあるけれども、萩・津和野や日本海の海岸線を走るルートは確かに魅力的で、町田さんが考える具体案も面白かった。
下関から日本海沿いを通り益田市から山間部へ入り広島までつながる「国道191」だが、自分の経験的願望としては、益田市から山間部へ入らずそのまま海岸線を走り続けるために9号に入り、鳥取あたりまで足を伸ばし、日本海沿岸周遊ルートに特化した「国道191~9」にするのはどうかと考えた。無理矢理ネーミングすれば「ルート1919」!
以前、キャンピングカーを購入する前、プジョーのカブリオレで2004年の夏にこの海岸線、浜田から鳥取への旅をしたことがある。元々のキッカケは、以前写真で見た美しい石見海浜公園オートキャンプ場がずっと気になっていたことと、真っ白い砂浜の続く海岸線を風を感じるオープンで走ってみたかったからだ。それに、この国道沿いには古い温泉街がいくつもあることも魅力的だった。
最終的に走ったルートは大阪から中国道で広島の鍾乳洞のある帝釈峡まで行き1泊、翌朝に日本海の浜田に出て、そこから海沿いルートをひた走る。1300年の歴史のある温泉津(ゆのつ)温泉と有福温泉で1泊ずつ。石見海浜公園ではデイキャンプ、海岸沿いの気持ちのいいオープンドライブを堪能した。
町田編集長の記事によると、今後はさらに広島や九州にRVパークのプランがあるようで、そのうち点が線となり、将来全国RVパークの旅ができるようになれば、日本にもRV、RVingというレジャーが定着して、道の駅での不満も解消できるようになるかもしれない。