野営車でいこう(VWT4版)

旧野営車エクスプローラ 2009〜2016年の記録

<span itemprop="headline">真空管ラジオとiPhone</span>











この真空管式の小さなラジオを買ったのは、18年くらい前のヒューストン。
体育館のような大きな会場で休日に開催されたアンティーク蚤の市でした。
全く起伏のないランドスケープが延々と続く街、坂道といえば立体交差しかない。
周囲を山で囲まれた関西人としては、この乾いた広大さが絶えられない。
出張の休日に苦労して会場に辿り着き、広い会場を歩いてこの一台が目に止まりました。
あまり力の入ってない大らかなデザインが気に入ったです。




日本に持ち帰って、スイッチをひねると真空管独特の柔らかい音、
しかし、普段AMは聴かないので、関西でFEN(現在AFN)が入らないのが残念でした。
東京に単身赴任になった10年前、FENが聴けると思い引越荷物に入れました。
ところが、引越しで壊れたのか、何も聞こえません。
ネットで調べると個人でこういう古い真空管ラジオを修理している所があり、
メールをしましたが、結局そのままになっていました。
たまたま住まいの近くに日本のモトローラ社があり、メールをしてみましたが、
何の返事もないまま、そのうち関西に戻ってしまいました。







日本では電波法のせいか、未だに放送局の数が圧倒的に少ないですね。
欧米並みにFMもAMも様々なジャンルの音楽局があれば、このAMラジオも
活躍するかもしれないですが、今は音の出ない悲しいフィフティーズオブジェです。
いっそのこと、iPod用モノラルスピーカーに改造して、懐かしい音楽だけの
プレイリストをこのラジオから流すというのもいいかもしれないし、
iPhoneネットラジオのアプリを使えばたくさんのオールディーズ局を
聴くこともできます。真空管ラジオから流れてくれば、タイムマシンを地で行けます(笑)
またAirMac Express を接続して、iTuneのラジオをAirPlayで飛ばして聴くという手もあります。
またあの専門家にメールして相談してみましょうか・・・