雑誌社で編集ウーマンのFちゃんおすすめの龍口酒家（ロンコウチュウチャ）に三人で行ってきた。幡ヶ谷駅に直結した大阪駅前ビルのような雰囲気のビルの地下にあったその店に入ると、適度な雑多さと清潔感のいいバランスで期待大のオーラ。イタリアンなどいくつかの彼女の珠玉のセレクトの中から実質うまそう！という関西的ノリで選ばせてもらったけれど、最初の一品目からその期待にちゃんと応えてくれました。それがこの鶏と野菜の酢漬けの前菜。いい感じに焼いた鶏をざく切りにして、中はしっとりと旨味が凝縮されている。夜はセットメニューのみで自家製の薬酒がいろいろ揃ってる（写真奥に並んだ瓶）。八珍酒が一番のおすすめでスッポン、冬虫夏草、クコなど八種入り。蟻酒は中国長白山の蟻を漬込んでいて、蟻なしにするか、蟻ありにするかはお好みで。次々に出された料理を最後に閉めるのは麺だったけれど、評判の里麺はクロレラ入りの緑色の麺にねぎと叉焼を加えて、油で和えたような独特のものだった。三人でしゃべり続けて最後の客になり、怪しい中国人風シェフが見送ってくれた。（実は日本人石橋シェフ、ごめんなさい）
Fちゃんおすすめの他のお店もYくん興味津々。京都の錦の店主で酒場ライターのバッキー井上氏のこともおすすめしていた。ミーツ・リージョナルに連載してる人気コラムを執筆。ということは…
